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徹底した車椅子対応の2世帯3世代同居住宅

 夫人の車椅子生活をどうしたら快適にできるか、できるだけご自分でできるようにするにはどうしたらいいか。また、どうしたら廻りにとっても見守りやすく介護しやすくできるか。さらには、価値観や生活スタイルが異なる子世帯と、どのようにつかず離れず、それぞれが自分らしく暮らせるようにするかを話し合い、かたちにした家です。

 性能的にも断熱気密や換気、水の質、自然素材と人工素材の使い分け等、昨今問題話題になっていることはすべて話し合い、方向をさぐり、かたちにしました。

 多くの建築的なバリアは、日頃当然としてきた意識をかえることで、意識のバリアも外すことができる(共に暮らすことに対する根源的な価値が加えられる)ことを実感しています。

それぞれ自分らしく共に暮らす家

居間からキッチンを見る。オープンキッチンにして車椅子でも出入りしやすく目が届くように。

キッチンから居間を見る。居間の一角には将来ベッドが置けるように。

キッチン見下ろし

ホームステーション見上げ

座れるキッチン。カウンター下は引き出し式にして車椅子でも出し入れしやすい。

広めの洗面室は、シャワーキャリーの置き場と乗り換えのスペースを兼ねる。浴室へは、シャワーキャリーに乗り、リフトで入浴する。

夫人寝室。自身で快適に身の回りを整えられるように、各種コントロールパネルをベッド廻りに集中させ、車椅子でも出し入れしやすい収納を設けた。

家族が留守でもヘルパーは地階のテラスからデッキを通 って夫人の部屋にダイレクトに訪問できる。

夫人寝室に続けて外の空気を気軽に味わえるよう、オ−ニング付きデッキを設けた。居間からも出入りできる。

玄関は現場加工の木製バリアフリーサッシ。 デザインは自由になった。

南側外観

東側外観

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